フレキシブルで堅牢。ELTRA社製CHS-580による有機試料中のC、H、S濃度の定量分析
燃料、オイル、化学物質、土壌、セメントなどの有機試料中の炭素、硫黄、水素濃度を測定するELTRAのCHS-580アナライザーは、独自の柔軟性と堅牢性を備えています。
ELTRA社の炭素・硫黄・水素分析計CHS-580は、燃料、オイル、化学物質、土壌、セメントなどの有機試料中の元素濃度を測定し、独自の柔軟性と堅牢性を備えています。最高温度1,550℃のセラミックファーネスを装備しています。固体・液体試料を精巧に前処理することなく、直接元素分析が可能です。分析時間はわずか1～3分です。
従来の燃焼分析装置では炭素と硫黄しか測定できませんが、ELTRAのCHS-580は水素の測定にも適しています。これは、特に燃料や化学物質を分析する際に、この分析計ならではの利点となります。CHS-580の標準的な納入品目には、金色の赤外線セルが含まれており、例えば酸性土壌の分析など、より攻撃的な反応ガスも処理することが可能です。
分析する元素を自由に組み合わせることで、フレキシビリティが確保されています。測定範囲は、赤外線セルを交換することにより、個々の要求に対応することができます。CHS-580は、ppmレンジから100%までの元素濃度について、信頼性の高い分析結果を提供します。
一目でわかるメリット
- 炭素、硫黄、水素の同時分析が可能
- 炭素と硫黄の測定範囲をppmレンジから100%まで個別に設定可能
- 非常に短い分析時間
- 250 mgを超える高サンプル量
- 巨大な金の赤外線セル
- 自動サンプルローディング（オプション）
- 堅牢な設計